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| この渓谷に沿って進む | デザルク（アーチ） |
Le Ravin des Arc
2003/5/18
先週、意を決してピレネーまで行ったんだけど、天候が悪くて山には登れず、 アンドラやスペインをドライブ観光して帰って来ました。今週は天気は良かったのですが、 何かと疲れが出てヘトヘトだったので、近場のLe Ravin des Arc (ル・ラヴァン・デザルク） でお茶を濁す事にしました。Pic Saint Loupの直ぐ北側にある渓谷ですが、 ルートは結構ワイルドでした。
この渓谷に沿って進む デザルク（アーチ）
朝はゆっくり起き１０時直前になってモンペリエを出発、Ｎ９８６を北上し、 Pic Saint Loupを右手に見て、Le Ravin des Arcの表示を辿って走ればいとも簡単に 登山口の駐車場に着ける。時刻は１０時３０分。 登山口には御馴染みの赤・白のマーキングがなされているので、すぐさま登りにかかる。 直ぐに十字路に行きかうが、なんと表示が無い。 とりあえず真っ直ぐ行くが、どうも間違えてるみたい。小さな丘を超えると再び横切る道に出た。 適当に道を辿り、どうにか正規の登山道に復帰。帰りに分かったんだけど、 このコースは登り始めだけがややこしい。
やがて登山道は森の中に突入、木陰に入ると途端にサッと汗が引いて涼しくなる。 それなりの登り下りを進めば、渓谷の上に出て、どーんと降りる事になる。 子供を背負った家族連れとすれ違う。降り切った先がArcで、早くも今日の目標に着いた訳だが、 時刻はなんと１１時１５分。ハイキングコースはどん詰まりらしく、 もう帰ろうかとも思ったんだけど、渓谷の奥のほうから子供の声がする。 よくよく探すと、沢の左手に赤白マークが付いている。勿論直行。
ところがこの先の登山道はかなりワイルドで、バリエーションルートなんじゃないのこれ？ ってな道に赤白のハイキングコース・マーキングがされている。沢沿いに辿って河原に着いた。 家族連れが憩っているが、登山道は枯れた沢を横切り、対岸に続いている。
ともかく、沢を渡ってさらに進む事にする。 二人組みのマラソンメンが我々の進む方向に走り去って行った。 すごいなぁ。ここからは登りで、渓谷の反対側をじわじわと登っていく事になる。 登山道は相変わらず荒っぽく、何よりまるで人がいない。 我々は車を駐車場に置いているので、どこかで引き返さなきゃいかんので、適当に進む。 １２時過ぎに、渓谷の出口が見えるあたりまで来た。しばらく休憩してると、谷底から銃声と、 多くの犬の鳴き声。猟をしているらしい。鉄砲で撃たれるのは嫌なので、ここで帰る事にする。
帰り始めると皮肉なもので、何人かのハイカーとすれ違うようになる。 沢まで戻って休憩してると、マラソンメン達も帰ってきた。沢沿いに走っていく。 再び例のバリエーションルートを通り、Arcから登って帰る。登山口近くでまたまた道を間違える。 Ｎ９８６は見えてるんだけどね。１４時に登山口に帰還。
５月もそろそろ下旬、この時期、南仏の低山はもう暑いですね。やっぱりピレネーですかね。 先週のアンドラ・スペインのドライブ旅行で見たピレネーは魅力的でした。 地図が手に入り次第、行きたいですね。