百閒山

いろんな事情でずっと登山ができてないんだけど、すっかり足腰も弱ってさすがにこれはマズイと、5年ほど前に計画した百間山にソロで挑戦。この山、良かったです！和歌山県田辺市。


梅太郎渕かな?	かやの滝	名前も控えてない滝

朝5時半に和歌山市の自宅を車で出発、上富田で阪和道を降りて、42号、311号、221号、37号と乗り継いで、7時40分にトイレがあり無料の百閒山登山口駐車場に着いた。朝8時に元気に出発。

登山道はこれ以降、百間山渓谷に沿って行くのですが、この登山道が非常に面白い。渓流に沿って数々の滝を見ながら、岩の間を2回もくぐったり、つり橋を渡ったり、何度か渡渉したり。ただし渡渉点は表示が無く、突然道が無くなるのでよ～く見まわしたら対岸に道らしき踏み跡と、上手くすればテープがあるので、自分で判断して渡渉することになる。そういう意味では初心者向きではないが、非常に楽しい。


雨乞いの滝	とにかく滝	犬鳴の滝

渓谷に沿って滝、滝、滝の脇を過ぎて、犬鳴の滝を過ぎる前に百閒滝への分岐がある筈なんだが、これを見落とした。まぁ帰りに見ればいいか。犬鳴の滝を過ぎると、「通り抜けできません。」みたいな看板が登山道の山側に立てかけてある。これは後で分かったのだが、要するに千体仏を回って周回することはできないという意味だった。この時点では意味が分からず、まぁ登山道を塞ぐ形で立てかけているわけではないので、進んでもいいと解釈して、先に進む。これは正解だった。


さらに滝	もひとつ滝	頂上

まだまだ渓谷は続く。そして滝も次々出てくる。赤目四十八滝のような遊歩道ではなく、ワイルドな登山道なのが楽しい。ただ最近山に登ってなかったので、かなり足には来ている。10時ちょい前に、沢から百間山への登りにかかる分岐に着いた。レーションを取って休憩。

ここから頂上までは小一時間の激登で、深南部の山を思い出してしまうが、10時35分には頂上に到着。5年前に登った法師山らしき山頂が見えるが、なんと携帯の電池が無くなってしまい、写真が撮れなかった。とほほ。

後は来た道を帰るだけ。しかし随分長い間山歩きをしてなかったので、この程度の山行でも大腿四頭筋がヒクヒク引きつる。帰り道でも百閒滝への分岐が分からなかったが、もし分かってたとしても足がヘロヘロで行かなかったかも。途中から渓谷沿いを外れ、山道コースで楽に帰る。12時40分に駐車場に帰還。

いやー面白い山でした。正直、近畿地方でも指折りのコースじゃないかと思います。ただ、本文にも書きましたが初心者には向かないかも。行かれる場合はあくまでも自己責で、お願いします。