犬鳴山

急遽、暇な日が一日出来たので、じゃ山歩きしようと選んだのは近場の犬鳴山。犬鳴山の駐車場から高城山、五本松展望台、大天井ヶ岳、天狗岳と回る周回コース。大阪府泉佐野市、和歌山県紀の川市。


コツツキ谷の登山道	大タワの入り口

朝はゆっくり自宅を出て６２号線沿いの犬鳴山駐車場に９時半頃到着。駐車料金５００円。９時４０分にはまず本堂目指して出発、天気は晴れ。平日とあって全く人のいない参道を辿る。本堂から元山上の表行場道を登る予定だったのだが、我々は間違えて本堂手前のコンクリートの階段を高城山方面に曲がってしまった。こちらはコツツキ谷を登るコースで、鎖場も戸渡りもない平凡な登山道。本来は行者の滝から登るべきだったようだが、まぁ致し方ない。

ぐりぐり登って１１時１５分、高城山に到着、一本立てる。ここから五本松展望台までは山道は概ね林道と併走し、いささか興ざめだが、五本松展望台を過ぎるともっと退屈する。なんとなれば粉河方面へ降る車道歩きが小一時間続くからだ。山歩きに来て舗装道路を歩かされる程退屈な事は無いが、我慢我慢。


大天井ヶ岳山頂	天狗岳の石像

大タワでアスファルト道路から大天井ヶ岳に続く山道へ入る筈だが、この入り口は何の表示も無く分かりにくい。写真の緑色のフェンスの切れ目から再び山道に入るものの、この道は暗く狭く頼りないので、ここで合ってるのか不安になる。ハイキングコースとはとても呼べんやろこれは。幸いにも１０分ほどで尾根に出て道が明るくなると気分も晴れ、赤テープを目印に歩けば直ぐに大天井ヶ岳に着く。時刻は１３時半。

ここから天狗岳に辿るには、左手にＶ字型に引き返す道を取るのが少しややこしいかも。木にテープで←天狗みたいな表示があるので助かる。でなければ北側に行ってしまいそうだ。本堂への分岐を過ぎ、１４時に天狗の石像が祭られている天狗岳へ。一本立てて栄養補給。

後は本堂への分岐に引き返し、降るだけだがこの降りは滅法急。滑らないようにゆっくりゆっくり降りると本堂手前の不動明王の巨大像のねきへ出た。時刻は１４時４５分、駐車場には１５時１０分に帰還。

と言うわけで鎖場とか登って無いんだけど、まぁ人生そういう事もある。近場だしまた行きゃいいや。