2012/1/28

金剛山へは千早側からは何度か登った事があるんだけど、 和歌山から行くなら五条側からの方が登山口へのアプローチが楽だろう、 と言う事で今回は金剛山天ヶ滝コースを往復する雪中ハイク。 奈良県五条市。

天ヶ滝コース	尾根道	樹氷

天ヶ滝コースの登山口は少し分かりにくい。和歌山から行くと24号、310号、261号と乗り継いで、 鳳凰寺へ右折する看板のある小路を逆に左折し、行きつくところまで行ったところが登山口だ。 10時20分、小雪の舞う中出発。ちょっと帰りの路面が心配。

杉の植林地の中をぐいぐい登ると、登山道は直ぐに雪に覆われる。 千早からの登山道に比べてこのコースはハイカーはごく少ないものの、 先行者によって雪道は踏み固められている。それでもアイゼンは履かずゴシゴシ登る私たち。積雪は10cmくらい。

11時30分に中の平に着き、立ったまま休憩。さらに登る事しばし、杉林を抜けると尾根で、 自然林の中一挙に明るくなる。直ぐに広々したダイヤモンドトレールに突入、 他コースから来たハイカーが劇的に増え、トレールをそりで滑る子供たち、彼らをひっぱる大人たちが入り乱れて大賑わい。

頂上	夫婦杉

頂上の葛木神社を目指して歩を進める。仁王杉の辺りでは樹氷が満開だ。12時40分に最高点に到着、 少し下って境内のテーブルで昼食。気温は零下３度との事で、寒いのでパンを齧り終わるや否やアイゼンを履き下山にかかる。 時刻は13時8分。

後は来た道を戻るだけ。またまた無人に近い天ヶ滝コースをワシワシ降り、小一時間で中の平、 ここから小学生の一団と前後するようになり、14時54分登山口へ帰還。午後にはある程度雪が解けていて、 心配していた路面の凍結にも合わず、楽勝楽勝。