昨今話題の３Ｄ映画もちょっと観ておこうか、と言う事で選んだのはバートンの新作で、
お題はお馴染みの「不思議の国のアリス」、僕はこの本を読んだことはないのだけど、
多分思いっきりデフォルメしてると思う。
「猿の惑星」同様、自分がどういう状況に陥ったのかまったく理解できない主人公が、
ひたすら逃げ回り、敵か味方か区別の出来ない連中に翻弄されながらも、
徐々に落ち着くべき所に落ち着くと言うディズニー映画。
未知の世界に迷い込んだ主人公がその世界を救うキーパーソンになる、
と言うストーリーは地獄のワンパターンながら、ファンタジックな造詣はそれなりに面白い。
バートンの最高傑作でも無いように思うのだが、技術革新時は誰しも試行錯誤が必要なのだ。