龍門山

和歌山市から紀ノ川上流にしばらく車を走らせると、川の南側にどってりした山塊が見えるけど、これが龍門山で、尾根伝いの東側に位置するのが飯森山。和歌山県紀の川市。


登山道１	登山道２

当日の朝9時になって突然、うちの奴が「姪と山に登る！」と言いだした。急遽候補を選定し、近場の龍門山に出向く事に。パンだの水だのを買いそろえてあたふたと出発。天気は晴れで平地はかなり暑いので、こりゃ汗だく登山になるやろな。

国道24号、更には農道をうねうね辿って11時50分に登山口の一本松に着く。ここからまずは田代コースで田代峠を目指す。登山道は木陰の中、風が適度に吹いて涼しく誠に快適。鳥の鳴き声を聞きながら、殆ど無人の道のりを軽くひと登りで12時40分、問題無く田代峠に到着。ここから龍門山頂上へは僅か30分で、ちょっと物足りないので往復3時間で飯森山へ寄り道する事に全員一致で決定。


飯森山	龍門山

飯森山への尾根道はかっては藪が深かったらしいのだが、今は丁寧に整備され、標識も完備されて快適な事この上なし。アップダウンはあるのでそれなりに奮闘していると、１時間ほどで林道に出た。しばらく林道を辿り、電線の下をくぐり、再度山道に突入すればこれが飯森山への最後の登り。１４時１０分、先行者が二人憩っているだけの飯森山頂に到着。

１０分間の休憩ののち、すぐさま田代峠に引き返す。１５時３５分には田代峠に帰還、改めて龍門山に登り返す。そろそろ疲れが出て来る頃だが、若い姪は勿論、うちの奴も元気いっぱいで最後の急登をこなし、１６時５分、無人の龍門山頂へ。

後は中央コースで下山。こちらの方が田代コースより坂が急なようだが、あちこちにベンチがあるのでいつでも休める。１７時頃に農道に出、１７時１０分には一本松に戻る。計５時間の、それなりに充実したハイキング、涼しくて何より。