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| 山頂(2015年撮影) | 山頂からの眺め(2015年撮影) |
屋根より低い天保山
2000/11/26
１１月末ともなると高山は危険なので、今回は日本一低い山、天保山です。海抜４．５ｍ、 険しい！地図も磁石も持たずに行ったので、峰を間違えました。
海遊館に行く用事があり、この際かねてより課題の天保山にも登って来ようと、 地図も磁石も非常食も持たずに出発。海遊館の観覧車前の交差点を海遊館の逆方向に行けば、 天保山公園、即ち天保山登山口に到着。
見上げればこんもりと天保山らしき丘が盛り上がり、てっきりこれが天保山本体と信じて、 １３時２５分、コンクリート製階段の急登にかかる。生い茂る木々の合間を縫って登れば、 やがて目の前に大阪湾の美しい情景が広がる。やった、登頂成功だ！と思いきや、 目の前の手摺に看板が。「ここは天保山山頂ではありません。右手の階段を下って云々・・・」 全身から力が抜ける私たち。
見下ろせば確かに右手前方に巨大な記念碑があり、その下に何やら看板らしきものが。 稜線を伝って歩く事２０秒、遭難する事も無く、ついに天保山の二等三角点に到着。 先程見えた看板は天保山山岳会がかけたもので、 たしかにここが天保山山頂であると示してくれている。
山頂(2015年撮影) 山頂からの眺め(2015年撮影)
看板によれば山小屋では登山証明書を発行している、とのことだが、我々は１３時４５分には 海遊館に戻らねばならず、山小屋に寄るのを断念し、そのままピストンで登って来た道をたどり、 下山したのでした。
教訓：登山に地図、磁石は必須。